水泳競技の障害特性勉強会活動報告|風神真也先生

活動報告

7/30(日)水泳競技の障害特性 勉強会 活動報告

今回、「水泳競技の障害特性」というタイトルにて、水泳の競技特性を踏まえての障害特性、実際の障害予防に対する取り組みから、ドライランド(陸上トレーニング)内容を話しさせていただいた。

競泳競技では腰痛、肩痛が多くあげられる。推進力の50~70%が上肢による推進力とされているため、肩痛は、胸郭の可動性・肩甲骨アライメント不良により肩痛を引き起こすことが多く、腰痛は肩関節可動域制限・障害の影響や、股関節の可動域不良、体幹固定性不良により、くり返すキック動作により引き起こされることが多い。

このことから、胸郭・股関節の柔軟性、体幹の固定性、上下肢体幹との連動運動、不安定要素を用いた運動が、現場では要害予防、コンディショニングとして行われている。

実技では、胸郭・股関節を中心にセルフ・パートナーストレッチング方法を、水泳での体幹トレーニングをドローインから不安定要素を用いたエクササイズまで紹介し、スクワット等の股関節の動きを伴ったエクササイズが、飛込みスタート時に重要という話を説明させて頂いた。


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