10/19トリガーポイント療法勉強会活動報告~平谷透先生~

今回も内容を少し変更して実際の臨床例を取り上げ、そのための手技を練習しました。踵周辺のアプローチは指腹だけでなく、肘や前腕を使っての手技も必要です。もちろん鍼や超音波も使ってください。とにかく非生理的な状態の組織を代謝させるには、まず侵害刺激により組織を破壊することが必要です。ただし、非生理的な状態の組織だけを侵害することは出来ませんから、その後、リバウンドを防ぐために循環の確保を忘れないようにしてください。最低でも下腿、できれば大腿、臀部、もっと余裕があれば腰部も処理してください。さて、肩周りに話を戻すと、胸郭に付く筋のアプローチは肋骨を受けにするわけですが、胸郭の表面のカーブと肋骨のカーブは必ずしも一致するとは限りません。とにかく、指先の感覚を鍛えてください。胸郭を大きく撓ませないでください。必ず関連痛を誘発させてください。侵害するのは、なるべく非生理的な状態の組織にしましょう。リバウンドの防止に循環の確保を忘れずに。アイシングと広範囲の施術が有効です。関連痛を誘発させて、すなわち反射を利用することで初めて筋弛緩が得られます。何度も言うように、強くすればいいわけではないです。必要なのは正確さです。次回からは腰臀部~下肢です。筋容量の大きい部位ですから体重のコントロールが必須になります。また一緒に練習しましょう。担当講師:平谷 透 次回は11月9日(日)です。トリガーポイント療法のご案内はコチラ↓http://www.teiyukai.jp/entry-11858871048.html

活動報告
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平成医療学園専門学校同窓会|貞友会

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