3/9HEISEIパーソナルトレーナーズ勉強会活動報告~岡本雄作先生~

3/9セミナー報告書岡本雄作第7回:発達運動学に基づく呼吸のファンクション今回は、呼吸の機能不全から考えられる各疾患への影響と、正しい呼吸の基礎解剖学と機能解剖学、そして応用できるためのアプローチ方法をお伝えしました。パフォーマンスピラミッドにおけるファンダメンタルな部分(基礎となる土台)は身体にとっての土台であり、プロアスリートであろうが、一般のフィットネス愛好家であろうが、腰痛の患者さんであろうが不変です。つまり、基礎の基礎を見つめなおす時に、呼吸の変化を敏感に感じることでその人の変化に気づくと言っても過言ではありません。また、呼吸は、その身体の様々な機能の変化を教えてくれます。“If breathing is not normalized, no other movement pattern can be”「呼吸が正常化されていなければ、その他の動作パターンが正常化されることはない」一般成人の呼吸は安静時で12~18回/分行うとされています。これを1日に置き換えると少なくとも約20000回になります。20000回もの動作を正常に行えていないとすれば身体の機能異常は必然と訪れます。また、呼吸の改善が、さまざまな不定愁訴の解決の糸口になるかもしれません。特に、呼吸を通じたローカルマッスルへのアプローチは近年ではメジャートピックスとして注目を浴びてきていますが、呼吸をするうえで最も活動しているのは横隔膜です。その横隔膜が正しく機能していなければそれを補助する筋肉が過剰に働き、それが筋のアンバランスや筋トーンを生み出します。その結果、ローカルマッスルも正常に働かずに、腰椎や頸椎の不安定性を招くことになります。また、正常なガス交換がなされず、体内の酸素濃度や血圧、自律神経への影響も示唆されます。Breathing always Win!「呼吸機能は常に姿勢維持機能に勝る」たかが呼吸ですが、されど呼吸です。 ムービーhttp://youtu.be/m1ail_5Ua8ghttp://youtu.be/bvJXs09UYuwhttp://youtu.be/ao-VccitJ0Yhttp://youtu.be/LfHOkmuNxpA

活動報告
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