平成23年度貞友会勉強会~トリガーポイント勉強会~

トリガーポイントとは、「痛みや症状の引き金になるところ」という意味です。「痛い」と思っているところが、本当に「悪い」ところなのでしょうか?トリガーポイントとは、その症状を引き起こす原因となる病変部のことなのです。トリガーポイント療法は、病変部の非生理的な構造を侵害,代謝させることで「除痛」「症状の除去」を実現します。「治療した後、しばらくは楽になるけど、すぐまた同じところが痛くなる。」「関節の中が痛い感じがする。」患者さんから、そんな話をされたことがありませんか?どうして何度も同じところが痛くなるのでしょうか?本当に関節の中が痛いのでしょうか?関節の中に何があるのかよく考えてみてください。「ギックリ腰の急性期って安静にしておく以外に何かあるの?」「治療した次の日、しんどくなるのってやり過ぎ?」そう思っていませんか?ギックリ腰の治療に来た人が、「安静にしておいてください。」と言われて納得すると思いますか?いったいどれくらい治療すれば、やり過ぎになるのでしょうか? 皆さんは普段、なんとなく、患者さんやお客さんが「症状を訴える場所」に施術していませんか?施術する前に「治療方針」の決定は出来ていますか? 治療技術を生かすには治療方針の決定が不可欠です。トリガーポイントを理解することで、「根拠」に基づく「治療方針の決定」が可能になります。 この勉強会は、理論と技術のバランスのとれた治療家になるための勉強会です。■グループ ① はり師免許取得者のみ――― 鍼グループ                  (午前)10:00~13:00 ② 柔道整復師免許のみ―――― 手技グループ                  (午後)14:00~17:00■定員 : 各20名程度■会員負担金 上肢編:10,000円(2,000円×5回)・下肢編:10,000円(2,000円×5回)です。上肢編・下肢編の両方受講希望の方で、6月5日に両方の会費負担金をお支払いいただける方は、特典として2,000円割引となり、会費負担金は全額で18,000円です! 手技グループ(午後)と鍼グループ(午前)の両方お申込みの方は、特典として5000円割引で、受講料は全額で15,000円です! 1回お試し負担金 : 3,000円 (5回申込みではなく、1回ごとのお申込みの場合)■会費の支払い方法 頸肩部・上肢編:6月5日 開始30分前から第1校舎3階にて受付いたします。 腰背部・下肢編:11月6日 開始30分前から第1校舎3階にて受付いたします。■申込み方法:こちら からお願い致します■会場 中津第1校舎・第2校舎■申込み締め切り (定員になり次第締め切ります) 頸肩部・上肢編:5月23日(火) 腰背部・下肢編:10月25日(火)  ※1回お試し :各日程の3日前までにお申込みください■備考 : ・実技も行いますので、動きやすい服装でご出席ください。 ・日程・会場は変更の場合があります。事前に勉強会ブログにて掲載いたします。■カリキュラム【頸肩部・上肢編】(全5回)6月スタート 午前 鍼クラス 午後 手技クラス >第1回:平成23年6月5日   理論と基礎技術,基礎技術の確認(筋最深部,辺縁部に対する二段階加圧) >第2回:平成23年7月10日   頭部,顔面の症状に対するアプローチ   (頭痛,三叉神経痛,顔面神経麻痺,耳鳴り,めまい,難聴,開口障害,他) >第3回:平成23年8月7日   頸肩部の症状に対するアプローチ   (いわゆる肩凝り,寝違い,のどのイガイガ感,他) >第4回:平成23年9月4日   肩・上肢の症状に対するアプローチ  (五十肩,テニス肘,腱鞘炎,弾発指,手指のしびれ他) >第5回:平成23年10月2日   臨床シミュレーション(頭部,頸肩部,上肢の症状)【腰背部・下肢編】(全5回)11月スタート 午前 鍼クラス 午後 手技クラス >第1回:平成23年11月6日   理論と基礎技術,基礎技術の確認(筋最深部,辺縁部と二段階加圧) >第2回:平成23年12月4日   腰背部の症状に対するアプローチ   (いわゆる腰痛,腰背部の痛みとしびれ,偽内臓痛,偽椎間板ヘルニア,他) >第3回:平成24年1月15日   股関節,臀部と大腿後面,側面の症状に対するアプローチ   (坐骨神経痛様症状,痔,肛門周辺の症状,ED,他) >第4回:平成24年2月5日   膝関節と下腿の症状に対するアプローチ(膝関節痛,足趾のしびれ,偽変形性膝関節症,他) >第5回:平成24年3月4日   臨床シミュレーション(腰背部,下肢の症状)※日程・会場・内容は変更の場合があります。担当講師からのメッセージ この勉強会では、①「トリガーポイント理論」「トリガーポイント療法における治療の二本柱」を正しく理解すること②「トリガーポイント理論による診断と治療方針の決定」が可能になること③「トリガーポイント療法の技術」を修得することを目標とします。同じようにキャリアをスタートさせても、個人個人で技術レベルに差が出てきます。この勉強会では、講師があなたの施術を受け技術向上のサポートをします。参加者同士による技術確認も行います。 この勉強会は、いわば「トリガーポイント道場」なのです。すでに参加された方も是非また参加してください。実際に複数回参加していただいている方には、技術レベルに応じた新たな課題に取り組んでもらっています。この勉強会に参加したことはないがトリガーポイントの腕に覚えのある方も、自分の技術がどのレベルなのか是非試しに来てください。ビジター参加も出来ます。 あなたも私たちと一緒に、このトリガーポイント道場で腕を磨きませんか!                          平谷 透◆講師紹介◆平谷 透 先生(ひらたに とおる)1969年、大阪府生まれ。鍼灸師。同志社大学経済学部卒。アパレルメーカーで、販売、営業、企画を担当後、関西鍼灸短期大学(現関西医療大学)入学。トリガーポイント鍼療法の第一人者であり、鍼灸業界における従来の伝統的な手法とは全く異なる技術体系を確立した黒岩共一教授(現関西医療大学教授)に師事。トリガーポイント研究会会員。ラルフ・ローレンを敬愛し、ブルーズギターを好み、ルーツロックレゲエを愛する。

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