認知症サポーターとは?

たとえば、町でお年寄りに道を聞かれたとき、普通のお年寄りと同じような案内をすると認知症の人は混乱することがあります。また、同居している家族の方が認知症になったときに、認知症が病気であることを理解していれば、お年寄りの心を傷つけない対応をすることができ、早めに医師の診療を受けて病気の進行を遅らせることが可能な場合もあります。認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解を身につけた人のことです。特別に何かの活動を要求されるわけではありませんが、認知症サポーターが、日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、その人の尊厳を損なうことなく、適切な対応をすることが、認知症の人と認知症の人を介護する家族の支えになります。厚生労働省では「認知症を知り地域を作るキャンペーン」の一環として、「認知症サポーター100万人キャラバン」を実施し、認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを全国で100万人養成し、認知症になっても安心して暮らせる社会を目指しており、このたび講習会を平成医療学園専門学校で行うことになりました。 地域に根ざしたサービスを展開する柔道整復師・鍼灸師が、認知症サポーターとして、認知症の人と家族への応援者となり、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを応援します。認知症サポーターには認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)をつけてもらいます。この目印をつけることで患者さんへの安心感を与えたり、講習を受けているという信頼感を与えることができます。講座を修了したら?講座を受講したら、認知症サポーターです。認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)をお渡しします。「オレンジリング」が連携の「印」になるような社会を目指します。日 時:平成25年4月27日 16:00~17:00場 所:第2校舎会 費:無料お申し込みは貞友会までteiyukai@heisei-iryo.ac.jp

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